今ってどうなってる?
当社データ(対象期間:2025年4月~9月)を基に
業界別・職種別で解説
掲載日:2025年11月19日
フリーランスエンジニアの市場価値を決めるのはスキルや経験だけではなく、性格や性質、また企業ニーズとのバランスが関係します。
つまり、企業から社会的価値を認められる事でフリーランスエンジニアとしての価値も高まります。
この記事では、当社データに基づき「今求められるフリーランスエンジニア」について当社視点で考察します。
企業がフリーランスエンジニアを活用するメリットには以下のような事が挙げられます。
企業側からすると、プロジェクトや成果物単位で契約する事ができ、また特定の分野において専門性の高い人材をアサインする事ができる為、より効率的に課題解決できたかどうかが重要なポイントとなります。
つまり、正社員と同等もしくはそれ以上の成果を挙げられるフリーランスエンジニアが企業から求められる傾向があり、エンジニアとしてのスキルに加えて、ビジネススキル、遂行能力、コミュニケーション能力などが重要視される傾向が強いと言えます。
まず、各業界においてどんな職種が求められているのか上位5つで見ていきます。
下記は2025年4月~9月の当社データを基に算出しています。
| IT・ソフトウェア業界 | |
| コンサルティング業界 | |
| 製造業界 | |
| その他全般 | |
どの業界においても「開発エンジニア(SE・PG)」のニーズが高く、最も求められている職種と言えます。
次いでインフラエンジニア、PM系職種の登場が多い結果となりました。
IT・ソフトウェア業界やコンサルティング業界では実際に手を動かす開発リソースが求められており、それ以外の業界では上流工程から携わっていただく事を求められている傾向がありそうです。
当社のフリーランスサービスでは「システム開発・運用」や「インフラ構築・整備」といったニーズをクライアントからいただくケースが多く、まさにそのような状況が反映された結果と言えそうです。
次に職種毎におけるニーズが高いスキルにはどんなものが位置付けられているのかを見ていきます。
下記は2025年4月~9月の当社データを基に算出しています。
| 開発エンジニア(SE・PG) | |
| インフラエンジニア | |
開発領域では「C#」や「Java」などが上位となり、主に業務系システムの開発で用いられています。
また「JavaScript」や「TypeScript」などフロントエンド開発に用いられる開発言語のニーズは継続して高くなっております。
尚、AI関連での開発で用いられるPythonもランクインとなっております。
インフラ領域ではAWSのニーズが最も高いスキルとなります。
AWSはクラウドインフラ市場でも上位に挙げられていますが、小規模~大規模まで幅広く活用されている事が分かります。
最後にフリーランスエンジニアの単価相場はどうなっているのか見ていきます。
下記は2025年4月~9月の当社データを基に算出しています。
| 職種 | 平均単価 ※1 |
| 94.4万円 | |
| 87.3万円 | |
| 86.2万円 | |
| 74.8万円 | |
| 72.9万円 | |
| 72.4万円 | |
| 66.9万円 | |
| 60.5万円 | |
| 59.7万円 | |
| 49.7万円 |
| プログラミング言語 | 平均単価 ※1 |
| 84.0万円 | |
| 81.4万円 | |
| 79.7万円 | |
| 77.8万円 | |
| 74.7万円 | |
| 72.4万円 | |
| 72.0万円 | |
| 71.7万円 | |
| 70.1万円 | |
| 66.9万円 |
| フレームワーク・環境 | 平均単価 ※1 |
| 80.0万円 | |
| 79.3万円 | |
| 79.0万円 | |
| 78.3万円 | |
| 77.0万円 | |
| 76.0万円 | |
| 75.0万円 | |
| 74.7万円 | |
| 73.5万円 | |
| 72.0万円 |
| 番外編 | 平均単価 ※1 |
| C | 64.0万円 |
| C++ | 64.0万円 |
| C# | 62.2万円 |
| HTML | 63.2万円 |
| CSS | 63.3万円 |
| JavaScript | 65.5万円 |
| Vue.js | 67.3万円 |
| Laravel | 69.4万円 |
| Amazon Web Services | 70.1万円 |
| Google Cloud Platform | 70.8万円 |
職種観点では、上流工程のポジションには高単価が設定される事が明らかな結果となっています。
ただし、報酬単価にはMax設定とMin設定がある(「80~100万円」といったケース)為、必ずしも「開発エンジニア(SE・PG)よりセキュリティエンジニアの方が高単価」という事ではありませんので、ご注意ください。
一方、昨今ではAIや機械学習系の単価が上昇しており、この傾向はこの先もしばらく続くと予想されます。単純に「報酬アップ」という観点では、もしかすると上流ポジションを目指すよりAIなどの最新技術を習得する方が良いかもしれません。
ここまで、業界毎のニーズや職種毎のニーズ、単価相場について見てきましたが、上流工程のポジション(職種)に対しては高報酬を設定されるケースが多く、おそらくこれはエンジニア市場全般で同じ事が言えます。
ずばり、フリーランスエンジニアとしての価値は「スキル」「経験」「マネージメント能力」の3つで決まります。これらを兼ね備えたエンジニアは市場価値が高く、結果、企業ニーズも当然高まるわけです。
スキル
エンジニアにとって「スキル」は土台です。既に保有しているスキルを磨くと同時に最新の技術トレンドをキャッチアップし続ける事が重要です。その両輪をもって継続的に成長し、専門性を高める事が結果的に報酬アップに繋がります。
経験
業務経験としての実績を積み重ねる事も重要です。過去の成果物や数値はレポートやポートフォリオとしてまとめておくと契約時の決め手となり、ご希望の案件に参画できる可能性が高まります。結果としてさらに実績が積まれるでしょう。
マネージメント能力
マネージメント能力にはプロジェクトの管理スキルの他、チームマネージメント力や報・連・相といったビジネススキルも含まれます。これらを兼ね備える事でクライアントの期待を上回る成果を出す事ができ、高い評価を獲得するでしょう。
現在の自分に「習得できている事」「習得すべき事」は何か。そういった事を自己分析し継続的に成長する事が大切です。そして最新技術を持ち合わせたフリーランスエンジニアになる事が、結果として収入を上げ長く活躍する事に繋がります。
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